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人と人を結びつける ~指導者・リーダーに求められるコミュ力アップ術~
人に何かを伝えたい。
指導力をもっと高めたい、発揮したい。
私の眼の前の人を幸せにしたい。
人対人の仕事で大成功している人すべてが持っているものをご存知ですか?
資格とか
学歴とか
経験とか。
もちろんそれらも重要かもしれません。
ですが、それらは必須でもないのです。
それは、
ヒトのことをよく知っている、ということです。
ヒトの仕組みや、メカニズムについて
各人が知って使いこなすことができている人が成功者となります。
つまり、
資格とか、学歴とか、経験とか
ただ「持っている」だけではダメなのです。
大切なのは「どう使うか」なのです。
つまり、
どんなに高スペックのパソコンを持っていても、
使いこなせなければ、ただの置物。
中身に何があるのか知って、
働きやその目的を知って、
繋がりや組み合わせを工夫する仕方を生み出して、
使いこなす努力をしている人が成功しています。
ところが、
対人能力に関しては
「人を相手にしている」という根底を、見落としていること、ありませんか?
どんなに高性能のパソコンも、使い方がわかならなければもったいないですね。
人も、同じです。
人には個性があり
眼の前の人は、自分とは別の人格を持っています。
たとえば、自分が【パソコンA】だったとしましょう。
相手は自分と全く別物の【パソコンB】のようなものです。
ハード、ソフト、OS、蓄積されたデーターなどなど中身が違うパソコンでは、
同じような操作はできません。
土俵が違えば
Aさんの成功体験がどれほど素晴らしいものであっても、
Bさんは、やりようがありません。
指導者が相手に「やってほしいこと」は、
相手は必ずしも「やりたいこと」ではないかもしれません。
どんなに良いものを指導者が提供しても、
クライアント自身のやる気が伴わなければければ、
結果には繋がりません。
また、人には個性以外にも
その時の調子や姿勢が変化する、といった可変要素があります。
大切な試験や仕事のプレゼン当日に、
風邪で欠席したら元も子もありません。
調子が悪い時は、どんなに有能な人でもその能力を発揮できません。
人のいうところの「調子」には2種類あって、
病気や怪我など、フィジカルな面での調子(体調)と、
もう一つ、メンタルな調子、いわゆる「やる気」があります。
人の調子は、姿勢に現れます。
体調、やる気、その人が興味を持っているか、いないかは
外観から客観的にうかがい知ることができます
やる気の出ている状態、困難に立ち向かう姿勢を伴わなければ、
どれほどの能力があっても、数多の障害を乗り越えることは難しいでしょう。
また姿勢が崩れていると、知らず知らず身体に不調が出てくることがあります。
姿勢と体調には、とても深い関連があります。
体調が悪く背中を丸めていたら気持ちも落ち込んでしまった…と具合に悪循環に陥ってしまったことや
あるいは逆に、
つい気弱になりそうなとき、あえて胸を張って前を見据えると、勇気が湧いて思わぬ力が発揮できた、ということも誰も
が一度ならず経験して、知っていることでしょう。
自分や相手の持てる才能を引き出したり、
協調しながら何かをやり遂げる目的において
お互いの肉体的な状態や姿勢を整えるというパートは、とても大切な要素になります。
どうして姿勢が変わるのでしょう。
人として「よい状態」を整えるヒントは、人の体の中身にあります。
このように突き詰めると、
人と何かをする上での第一歩は
まず「人の中身を知る」ということに始まる
ということが見えてきます。
具体的には、
カラダの仕組み(解剖)や働き(生理)の分野です。
人の身体のことをもっと勉強したい、という指導者さんは賢明です。
ですが、通常、学校で「理科」以上のことを学ぶ機会が少ないというのも現実です。
医療系の国家資格を目指す人は、解剖学や生理学が必須です。
解剖生理学を学ぶ学生の多くは「めんどくさい」「覚えなければならないことが多すぎる」と苦痛に感じることも多いそうです。
ですから、一般の指導者が学ぶには、ややハードルが高く感じられることも多い、ですね。
とはいえ、道具としてパソコンを使うときに、
部品の1つ1つまで細かいことを知らなくても
使いこなすことに不足はありません。
ここからカレッジでは体の仕組みや働きに関し
人と関わる上で知っておきたい知識としての「ヒトのカラダの作りと働き」を
楽しく学ぶ時間を用意しています。
さて。そのうえで
対人能力発揮する上で、誰もが実践可能は、
単純かつ最強のスキルについて、こっそりお話しをしましょう。
つきつめると、指導者の仕事は
相手の行動変容を引き出すことです。
相手を動かすために必要なもの
それは、心です。
どんなにあなたに高い知識があっても
どんなにあなたに素晴らしい技があっても
それだけでは相手は動きません。
実際、どんなに高い能力や資格を有している人でも、
いざ対人指導となると、うまく伝わっていないという場面は多く見られます。
例えば「痩せたい」と願う人に
あなたは、適切な運動と完璧な食事メニューを提供したとします。
ですが、それらは日々続けていかなければ意味がありません。
どんなに優れた手法でも、相手がやりたいと思わなければ、
それは指導者側の単なる押し付けにすぎないわけです。
相手をやる気にさせる、これが指導者の腕といえましょう。
対人指導の難しさは、中身が良いとか悪いとかではなく、
人と人との組み合わせで大きく結果が異なってくる点です。
実のところ「人対人」は、化学反応のようなものだからです。
どんなに相手のためと思いながら仕事を尽くしても、
相手を怒らせてしまったり、誤解されたり、ダメ出しされたり、
ときには拒絶されたりと、
思ってもいないような反応が引き起こされることは、現実ではしばしば起きてしまいます。
今の時代、
あらゆる仕事において「一番求められている能力」は
ズバリ、「コミュニケーション能力(=コミュ力)」です。
ところで、このコミュ力の高い、低い
生まれ持った性格だと誤解していませんか?
口下手な人はコミュ力が低く、
口達者な人はコミュ力が高い、
と誤解したり、諦めたりしていませんか?
では実際、社交的な性格で、いつも明るい人や
「自分はコミュ力は高い」と自負している人が、
常に対人関係がうまくいっているものなのでしょうか?
いいえ。実はそうではないのです。
逆に、本人は本当に無口で口下手なのにもかかわらず、
なぜか周りには暖かく取り囲む人に恵まれ、
順風満帆で仕事を成し遂げている人を見かけませんか?
コミュ力とは、何なのでしょう。
コミュ力は、生まれ持った才能ではありません。
スキル、技術なのです。
どんな技術なのか?
それは、とてもシンプルです。
「相手ありき」の技術。
ここからカレッジのコミュ力スキルアップでは
いわゆる巷でいうところの「傾聴(けいちょう)※」は必ずしも求めません。
※傾聴とは、一切相手のいうことを否定せず、相手への共感や信頼を示しながら、耳も心も傾けて、相手の話を「聴く」会話の技術のこと
なぜなら、たとえ30分傾聴しても60分傾聴しても
それはコミュニケーションの構築とは直接結びつかない面があるからです。
会社や学校、塾、習い事、サークル、スポーツ、各種少年団などの集まり
長年付き合う必要がある関係性、狭いコミュニティ間でおきる摩擦やトラブルへの対応
対面の時間を捻出して傾聴を意識して相手の言葉に耳を傾けても、こじれる一方で
なかなか心が開いてもらえず、全体の士気を下げる結果になってしまったり。
カウンセリングや面談で
常に傾聴を心がけているのに、いつまでたっても進捗の手応えが無く、
ただ通うことが目的にすり替わってしまうケース。
家庭でも
常にそばにいる関係であっても、そういうことはよくあります。
親子の問題。当たり前のように「怒ってはいけません。口うるさく注意してもいけません。相手をすべて受け入れ、根気よく相手の気持ちをよく聞きましょう」とかそんな風な記事をよく見かけますよね。
これを実践しているお母さん、本当に偉いです。
大勢のお母さんから相談を受けます。
「子どもに対して優しくなりたくて、
私なりに一生懸命子どもの気持ちを聞こうとしました。
が、結局腹が立って怒ってしまった自分がなさけなくて、本当に嫌悪しています」
心配して見守ってもダメ。いつでも相談に乗るよと声をかけても乗ってこない。
傾聴をしようと努力しているあなた自身、とても窮屈で不自由な状態ではありませんか?
また、
現実的な問題として、傾聴のための環境や時間が作れない場面も多いでしょう。
例えばあなたが運動指導インストラクターをお仕事にしているとして
グループ指導の際にお一人ひとりと傾聴する時間はありますか?
あなたが、もし看護師さん・歯科衛生士さん・理学療法士さんだったとして。
治療の合間に、一人の患者さんの話を30分も傾聴できますか?
傾聴できないから、仕方がないと悩む人。
「傾聴が下手だから、円滑なコミュニケーションは構築できない」という呪縛にとらわれて、
自分をすり減らしているトレーナーさんも多いのではないでしょうか?
生きている時間は有限です。
時間には制限があります。
相手と心をつなぐコミュニケーションの構築は、
実は、世間一般で言われるような傾聴をしなくても可能なんです。
「傾聴しなくて、いいんですか?」
「はい^^!」
(呆然)
そんなあなたは、きっと
脳のメカニズム、こころの科学を知ると、スッキリすることでしょう。
実際、一流のトレーナーは、傾聴に時間を費やさなくても、
ごく短い時間で、人の心を掴みます。
例えば、5分、10分、あるいはもっともっと短い時間です。
こころの科学で裏打ちされた方法を知っていると
一対一、一対多人数、いろいろな場面で
コミュニケーションを構築する方法を応用できますから、
どんな現場でも活かすことができますよね?
「こんにちは」から始まる数分間のアイスブレイクタイム(グループワークで、初対面の緊張をほぐす時間)。
マジックアイテムで、すぐに心と心が結びつく、そんなスキルを知りたくありませんか?
ここからカレッジのこころの科学では、
コミュ力アップのスキルやテクニックを身につけることが可能です。
一つひとつ、ステップアップしながら
わたしたちと一緒に学んでみませんか?

